あたふた、うろうろ、ドタバタ旅行記


第3弾

ドイツ・ミュンヘン&フランス・ニース 前編(2008年9月15日〜9月28日)


今回は,2つの学会をくっつけて,ドイツとフランスに行く.
2週間ほどの旅行となるので,体調と安全に気をつけて行かねば.
この間の授業は全て代講を頼みまくって,ともかく出発.....9月15日.

関空からルフトハンザでフランクフルトまで行き,乗り換えてミュンヘンに到着.家を出てから20時間以上が経つ.ヘロヘロなので,ホテルで一息寝てから,街へ繰り出す.とりあえず,飯食わなあかん.
で,写真は,飯を食った「ラーツケラー」が入っていた「ラートハウス(市庁舎)」
ミュンヘンの中心街,マリエン広場で撮影.私も含めてウヨウヨと観光客が居る.
昔,日本人は,カメラを首から提げて,皆メガネをかけていて集団行動をする人種だと言われていたが,デジカメが普及した今日,世界中の人間がそういう行動をする.白人のジジババ集団は恐るべしである.
しかし,どこに行っても難儀なのは,中国人集団と韓国人集団.
滞在中,3度も中国人による「当然のような」集団万引きを目撃してしまった....
どこか忘れた.....
マリエン広場から路地を1本入ると,古きよき時代のヨーロッパの街並みとなる.ここを馬車が通っていたんだろな,と勝手に想像する.
地球の歩き方に書いてあった,飯がうまい店のひとつというオーランドハウス.シュバイネハクセを頼んだら,なるほどうまかった.
うまくて,太りそうだ.
ビールを1リットル以上飲んで,シュバイネハクセ1皿でも,昼飯としては「こんなに食えるか!」状態で,撃沈.残すのは主義に反するので,意地でも食ってやった.
日本人と西洋人の腕力の違いは,こういう食生活からだねぇ.
あぁ,見てしまった.
ここにもあんのかいな?日本の店.
写真には写っていないが,この後,怒涛の日本人観光ジジババ集団が突入していき,店を散々物色して,マイセンごときを大量に買っていったもよう.....
この店はマイセンの充実度が売りらしい.
マイセンなんて,ここで買わんでも....と思うが.
何やら古めかしい教会.あまり興味ないので名前は知らんが,「それらしい」ので,写真を撮った.
かつての宮殿,現在は博物館.
以上.
国際会議が開かれた,ミュンヘン工科大学の第2キャンパス.
キャンパス内に地下鉄が通り,広大な敷地には,理工系学部学科がゆったりとしたレイアウトで配置されていた.設備も極めて充実.
さすが,工業立国を国策とするドイツだけあって,教育に関する行政の「力」の入れようは半端じゃない.
マリエン広場から会議が開かれる大学キャンパスまでは地下鉄が走っているが,途中まで地上を歩いてみた.
約5キロの道のり.
ドイツを代表する美術館の一つ.ノイエピナコテーク(直訳すると,「新絵画館」).
19世紀前半のアカデミズム絵画から,19世紀後半の印象派,象徴主義派の絵画多数展示されていた.超有名どころのモネやらゴッホも,「当たり前のように」置いてあった.
あまりの迫力に号泣.....
なんたら教会.忘れた.時間ごとにウルサイ鐘をガランガラン鳴らすことで有名らしい.確かにうるさい.
カールスプラッツ.いわゆる,昔の都市国家時代の遺構で,入り口のゲートらしい.ここから中がかつてのミュンヘンの中枢.
街の反対側のゲート.イザール門.これから外に出ると,オーストリアから繋がるイザール川が流れてる.
イザール川.左に見えるのが,ドイツの誇る,世界最大級の科学技術博物館である,「ドイツ博物館」
中に入ってみた.
感動!!!
中は水力を使った農耕技術から,原子力,宇宙まで,ありとあらゆる科学技術の展示がしてあった.
その中でも,この博物館は航空博物館ではないかと思うくらい,航空技術に関連した展示が圧倒的だった.
ライト兄弟のフライヤー号が展示されいた.
当時を偲ぶ.
オットーリリエンタールの世界初滑空装置.
彼の無念の事故死の後,7年でライト兄弟は世界初の航空機を発明した.
この季節,ミュンヘンは「オクトーバーフェスト」が開催される.
世界最大のビールの祭典.
街中は身動きもとれない混雑.
警察のおっさんもビール飲んでやがるし,どの店も,朝の7時とかでも満席で皆ビール飲んでやがる.
おかしいんちゃうか?
ま,とりあえず,出張旅費の関係上,日当が出ない日ができたので,学会のための出張とは言え,観光しても怒られない日ができたから,お祭りでも見て,ジモピーに混じってビールを大量に楽しみました.
当然,その後,撃沈したが......