料理ネタ


2006年2月

2日分、まとめて更新!

2月1日(水)
・赤ワイン
・チキンカレーライス
・ゆで卵
・プチトマト
・コーヒー
・リッツクラッカーの焼きマシュマロサンド

2月2日(木)
・赤ワイン
・チキンカレーライス
・蒸しキャベツとたまねぎのサラダ
・プチトマト
・コーヒー

2月に入ってしまった。急いで処理していかなければならない案件を複数かかえて、緊張感高い日々を送っている。果たして今月中にすべての物品が納入されるのだろうか。来月中にすべての動作確認が終わるだろうか。再来月から40日あまりのフィールドワークが無事遂行できるだろうか。重要な事務手続きをポカしていないだろうか。締め切りを延ばしてもらっている査読、、早くしあげなけきゃ。ああ、プロジェクト終了報告書の締め切りも近いんだった。最近帰りの会社バスでたまたま隣になった知り合いから、目がきっとしているねと言われ、ちと反省。忙しいからといって、気持ちに余裕をなくしては、かえってしょうもないミスをするからなあ。鷹揚に、鷹揚に。

ということで、ほんとはとってもそんな暇ないやいといって断ろうと思っていた頼まれ事を、鷹揚に引き受けました。他人のために何かをすることはあまり好きではないのですが(どういう人格!?)、1927年と1986年の論文2本をコピーしに、今日は会社の隣にある国会図書館関西支部に行きましたがな。大至急とあったら、やっぱり行かないわけいかないでしょう、こういうのはお互い様だから(恩着せがましい性格ですいません)。

国会図書館自体は、大げさに監視されている感大でまったく居心地が悪かったのですが、1927年論文の手書きの図とかを見ていて、かえって新鮮に感じると同時に、ほっと気持ちがなごんだのでした。
2月3日(金)

・赤ワイン(昨日の残り、ほんの少し)
・太巻き
・なめこの味噌汁
・馬刺し
・手羽元肉入り筑前煮
・ほうれん草の白和え

夫が作ってくれた。今日は節分の日ということで、南南東に向かって家族全員並んで立ち、太巻きにかぶりついた。(←こういうのを忘れずにやろうとするのは夫で、私は「ま、いっかな」と思ってしまうほう。)息子は今日の献立は相当気に入ったみたいで、お腹がぱんぱんになるまで食べ続けていた。小さなお腹は大丈夫だろうか。

昼間は、女ランチ! 美女3名でひさびさに集まり、会社近くのイタリアンへ。たまにはこういうお楽しみもないとやってられないのである。言いだしっぺは私なのだが(私だけ行ったことのなかった店だったのさ)、後でしまったと思ったことがひとつ。カジュアルでおいしいイタリア料理屋にいくと、ワインをがぶ飲みしたくなるのだった。もちろん禁断的すぎて実行する勇気はなかったが、途中から、「ああがぶがぶしたい。いや、だめ。いや、だめ。」と衝動を抑えることのほうに神経を使うはめに。やはり、平日の昼間は食事だけで幸せな気分になれる店を選ぶようにしないといけない。悟ったぜ、べいびー。
2月4日(土)

・スターバックスでコーヒー&サンドイッチ

午後から、息子を一時保育でお世話になっている保育園にあずけて休日出勤した。たまった仕事のひとつを終わらせて、そそくさと駅前でサンドイッチをかじって、保育園に駆けつける。10時前に帰宅。まだ今週中に片付けるべき仕事があるので、明日も出勤しないと。夫の調子も悪いし。ゆうくん、ごめん、明日も保育園に行ってもらうしかない。。
2月5日(日)

・ごはん
・たまねぎ、しいたけ、春雨入り中華スープ
・チンジャオロース
・えびしゅうまい

今日も休日出勤した。途中まで誰もいなかった。しーんとしたかなかで仕事をするのは久々のことで、自分ひとりが空間を独り占めしている妙な感じがした。息抜きにみた今日の「ほぼ日刊イトイ新聞」の味写入門の写真が面白すぎて、ひーひーと大笑いしてしまった。なぜ誰もいないはずなのに、笑い声を忍ばせるのか自分でも分からないが、それが余計におかしさを加速させ、不気味な笑い声ををしばらく轟かせてしまった。でもほんとに誰かいたら、きっと怖すぎだと思う。そのときはごめんなさいね。

6時過ぎに集中力が切れて、帰宅。夕食は夫が作って待ってくれていた。こういうのって、うれしい。息子も保育園にあずけずにみていてくれたし、感謝している。
2月6日(月)

・ちゃんこ鍋
・コーヒー
・リッツクラッカー

夫が作ってくれた。仕上げのうどんにいくまえに、お腹がいっぱいになってしまったので、鍋のみの食事に。

息子は、チェブラーシカやきつねのぬいぐるみを持って外出するのが恒例になった。丁寧にだっこして、たまに話しかけたりしながら、一生懸命歩く。散歩中に、だっこしてえと泣きべそをかくことが極端に少なくなった。電車にだってチェブちゃんやきつねさんと一緒に乗る。我が家ではチェブラーシカ効果と呼んでいる。いつまで続くかな。(実は土曜に保育園に置き忘れてしまった。それに気づいた日曜は、おお騒ぎになったのだった。)

最近、絵本も読んでくれるようになった。保育園の先生がやっているように、私(たち)を並ばせて、ページをこちらに向けて読んでくれるのだ。ほぼ、絵と文章も対応している。字はまだ読めないはずだ。いま、息子のあたまのなかで何が起こっているのだろうか。

保育園でこの遊びがはやっているみたいで、私がこの前迎えに行ったとき、ひとりの先生がまるで聖徳太子のように複数の園児の読み聞かせ相手の対象となり、器用に相槌を打っていた。

関西弁もしゃべるようになった。「めっちゃさむいで」とさっきこちらに話しかけたばかり。今日は昼過ぎに猛烈に吹雪いた。夜もまけずに寒い。めっちゃ寒いけど、これから洗濯物でも干そうかな(もちろん部屋干し)。
2月7日(火)

・赤ワイン
・宅配ピザ
・宅配シーザースサラダ
・宅配ナポリタン(夫のみ)
・コーヒー
・チョコレートケーキ

今日は仕事で根をつめて一気に事務処理していったので、家に帰ってから何にも作る気がしなかった。夫は夫で「なんか甘いもんが食べたい」とコンビ二でチョコレートケーキを買って帰ってくるし、なんだか高カロリー、高脂肪系の堕落の献立になってしまった。

左肩がずっと痛い、ぴりぴりし始めたということで、今日やっと夫は病院にいった。診断は、首のヘルニア。過去に腰もやっているが、腰をやった人はすぐ首にきて、首をやった人はすぐ腰にくるくらい、腰と首は深い関係にあるらしい。こわすぎる。最近、夫は妙に怒りっぽくて、喧嘩になってばかりいたけど、ヘルニアとあっては納得。取り返しのつくうちに完全に治してほしい。
2月8日(水)

・赤ワイン
・ごはん
・野菜たっぷりコーンクリームスープ
・ビーフステーキ、しょうゆトマトソース
・ポテトグラタン

旧プロジェクトのまとめ、最終報告書の提出など、ザ・事務仕事の一日だった。基本的には自分のしょうもないミスのフォローに終始した。日本語バージョンだけでなく、英語バージョンも同分量必要だったのを見落としていたり、とほほ系。休暇届けの日付を「平成2005年」にしていたことも判明。何重にも間違っているじゃないか。書き換え書類郵送のために、これで余分に郵便局を往復しないといけない。寒いのにやだなあ。一度ぶってやりたいくらい過去の自分が憎い。ちゃんと確認しろ。

本当は、今日の夕食はしみじみとぶり大根にするつもりで、そのように今朝宣言したのだが、これ以上しみじみするのはごめんとばっかり乳製品たっぷりゴージャス系に急遽変更した。自分をなぐさめるために。でもね、食べたあと、やっぱり重いんですよ。とほほ。
2日分まとめて更新!

2月9日(木)
・牡蠣とブロッコリーのスパゲティ
・野菜たっぷりコーンクリームスープ(残りもの)
・トマトとアボガドのサラダ
・コーヒー

ザ・事務仕事2日目。なーんか疲れてしまって、ひさびさに、食欲はあるんだけど、いったい自分が何を食べたいのか分からなくなってしまった。夕食の献立は夫に考えてもらい、ただ機械的に作った感じ。

『チビカミ』の作者小沢友紀子さんから、未収のチビカミ原稿のコピーが届いた。ありがとうございます!!未収になる訳がちょっぴり分かる、辛口な展開。好きだなあ。続きが楽しみ。

2月10日(金)
・ごはん
・しじみの味噌汁
・ぶり大根
・刺身わかめ、青じそドレッシング和え
・トマト入りサラダスパゲティ
・大根の漬け物
・コーヒー
・いちごムース

会社では、5時過ぎに集中力が切れ、ぼーとなった。失踪ではなく疾走した1週間だった。充実していたというか、やった気になっているだけというかは、自分のなかでも意見が分かれるところ。明日はゆっくり休もう。先週末は休んでいないから、待ち遠しかったのなんの。夕食はようやく念願のしみじみ系にした。ケーキ(ムース系)もつけました。

こまばアゴラ劇場で支援会員限定の非常におもしろそうな公演あなんじゅぱすの『んぐまーま』があるということで、さっそくグループ会員の申し込みをした(詳しくはこちら)。グループ会員にすると家族や友人と一緒に観にいきやすいから。

オンライン申し込みの際、いきなりグループ名を聞かれた。何も考えていなかったのでびっくりしたが、グループで申し込んでいることになるからグループ名は必要なんだろう。「チーム後安(うわ、ださ)」「後安とゆかいな仲間たち(ここに書くのも恥ずかしいネーミング。。)」と一瞬悩んだ末、しょうがないから素直に「後安関係者」にした。

ところが、
--------------------------------------
後安関係者 後安美紀 様

このたびはこまばアゴラ劇場支援会員にお申し込みいただき、まことにありが
とうございました。お申し込みの内容は下記の通りですのでご確認ください。

申し込み種別: グループ会員
    会費年額: 30,000 円

会員名(グループ名)(漢字):後安関係者
会員名(グループ名)(かな):ごあんかんけいしゃ
代表者名(漢字):後安美紀
代表者名(かな):ごあんみき
--------------------------------------

と、自動返信メールが劇場から届き、しまったと思ったのだった。グループ名「後安関係者」って、ネーミングにセンスがないというか品がない。「あんたと関係者だと思われたらやだから、あげると言われても貰わない。自分でチケット買うよと」と友人に言われそうな勢いだ。今日の最大の反省ごとだ。
2月11日(土)

・ごはん
・たまねぎとじゃかいもの味噌汁
・鯛の塩焼き
・納豆
・トマト
・貝の珍味系(名前を忘れた)

しみじみ系第二段。鯛の塩焼きはお惣菜コーナーから我が家へ直行。伊藤比呂美の『伊藤ふきげん製作所』読了(娘たちの思春期が描かれている)。なによ、むかつく、今日はこういう日なのさ(笑)。
2月12日(日)

・白ワイン
・焼きうどん
・喜多方ラーメン(夫のみ)
・蓮根の澄まし汁
・貝の珍味系(名前を忘れた)
・梅干

澄まし汁以外は、夫が作ってくれた。ひさびさに焼きうどんを食べたけど、ほんとおいしい。

息子がなんと数字の「1」と「10」を書けるようになった。いきなり、「おかあさん、見て」と言って書き始めたからびっくり。活字の「1」と自分の書いた「1」を指して、「ここ、いっしょや」と主張。確かに去年のクリスマスに「字も覚えられるお絵かき板」をプレゼントしたが、たんに手渡しただけで勝手に一人で遊んでおり、こちらはまったく教え込んでいないのだ。ひょっとすると天才かもしれない(←言わせてください、みなさん)。

あと、絵本のなかの「ひ」の字を見つけて、「ひこうきの『ひ』。おんなじやで」とも言った。とにかく立て続けに急な話でこっちのほうがびっくり。息子の頭のなかで、なんだか知らないが今日、文字の形と音の関連付けができたみたい。

そうだ、そうだ、今夜ビデオで松田優作の出ている映画『人間の証明』を見て、親のほうは号泣していたのだが、ニューヨークロケの英語のシーンが出てくると、「ジェームス・ブラウン!!」と何の前置きもなく突然息子は叫んだ。「英語なるもの」も理解しているのか?それとも黒人に反応したのか? 母子でトイレ中、内扉に貼っているJBのポスターを見て、二人で彼を絶賛し名前を絶叫しているが(コンサートでのMCのまね)、ひょんなことで功を奏したというべきだろう(ん?)。

何でも自分でやりたいお年頃、この調子で自分で世界のなかに意味を発見していってほしい。これからも手取り足取り教え込んだりなんか絶対にしないぞ。今この時期に文字を親主導で覚えさせてもろくなことはないと思うから。「2」や「6」がうまく書けなくたって全然かまわない。ましてやABCなんて。
2月13日(月)

・マグロの漬け丼
・白菜と葱の味噌汁
・もずく
・コーヒー

白菜と葱の味噌汁はほっとする味。土日にゆっくり休んでおいてよかった。

仕事では、今頃になって、官と民の考え方の違いに気づく。遅すぎなくてよかった。今私のやるべきことは、まずは違いを知ることだ。どっちがいいとか悪いとか判断を下すだけの経験がないんだから。変におもねったり、何でもかんでも反発するのだけは、避けたい。自分の研究がもっともやりやすくなるように、落ち着いて、柔軟に、粛々と、対処していこう。悪気のない「ちょいふて」(ちょっぴりふてぶてしいの意)で行こう。

うぐうー、仕事うまくいきますように。結局最後は神頼み! だってほんと毎日が驚きの連続だもん。もしかして(やっぱりというべき?)、ものすごく世間知らずなのかなあ自分、と自問自答。いやいや、ちゃんと「すれっからし」だもんねえ、と自己暗示。
2月14日(火)

・赤ワイン
・パン
・チーズ(ボーフォール・シャレ・ダルパージュ)
・じゃがいもと葱のスープ
・手羽元と皮付きにんにくの蒸し焼き
・クレソン&プチトマト
・コーヒー

今日の食卓は、台所作業として手間隙がかかっていない割りには好評だった。息子は、軟骨をがりがり噛み砕いで、鶏の骨にむさぼりついていたし。作り手としては二重にうれしい。

バレンタインのプレゼントとして、チーズを神楽坂のチーズ屋さん「アルパージュ」から取り寄せた。学生時代に何度か行ったことがあるが、地元の人からも愛されている感じのよい店で、関西に移り住んでからもごくたまーに注文している。今晩食べたボーフォールというチーズは、初体験。2004年夏作りだそう。パルミジャーノ・レジャーノをしっとりさせた感じで、毎朝食べたい大好きな直球系のおいしさ。現実は、夫がむしゃむしゃ食べてしまったので、あっという間になくなってしまった。どっちにしろ予算的に続かないから、はかない夢を今晩見たことにする。

とはいえ、なぜこんなにおいしいのかと俄然調べ物熱が高まり、専門家のHPをチェックしてみた。なんだか大変そうな工程で大切に作られているチーズのようだ。普段は日記を楽しみにしているHPだけど、ものすごく専門的な情報もすぐお隣にあったんだ!



えっと、ここで話題を変えますが、昨日ぶつくさ文句を言っていた官と民の違いに関する言い分は、半分撤回します。民の立場の方から話を聞いて、私の採った事務的手続きは民においても一般的ではないことがわかりました。しかも、自分がどういう思い込み(この方法こそが正当だという思い込み)を抱いて、その一般的でない方法を取っていたのか、その理由が分かってすっきり。

ぶっちゃけた表現をすると、昨日官の人から怒られたわけですが、当時の私としては理由がいまいち分からないし、自分の思い通りにならないし、ぷりぷりふくれていたのですね。そういう単に個人的な事情を「官と民の違い」などといった大きな問題に摩り替えていたわけです。自分は絶対に悪くないもんねえと勘違いをしがちな、よくない傾向なので、改めます。

八つ当たりのとばっちりをくってしまったのは、昨日の夫です。ご、ごめんよ。もうしません。
4日分、まとめて更新

2月15日(水)
・赤ワイン(前日の残り少々)
・ビーフカレーライス
・チーズ(ロックフォール)とパン少々
・ゆで卵&プチトマト

「おでんとカレーのどっちかが食べたい、いややっぱりカレーか」という夫のリクエストに答えて、このような献立にした。せっかくなので、バレンタインプレゼントのチーズ、2つ目も出した(新しいものを買ったらすぐ中身を出して使ってみたくなるタイプなのです)。ミルク部分がとっても濃厚でカビだけきつく立ってしまうようなことはない。かなりしょっぱめなのに、これだけミルクの味もいい意味で激しく主張するなんて、不思議だ。カレーとの相性はかなり「ん?」だったけど、好奇心のほうが勝ってしまった。パンといっしょに食べた。

ほんとうは、この日、学会発表の申し込み原稿の締め切りだったので、息子を早めに寝かせつけてから深夜書き上げる予定だった。でも、なぜか息子といっしょのタイミングで眠ってしまい、そのまま朝に。こともあろうに、いつもよりたっぷり寝たことになる。翌朝、朝一で原稿を書き上げ、アップすることができた。ほっ。

2月16日(木)
・15日とほとんど同じ

15日には日記をつけてたけど、アップするのを忘れて就寝してしまった。今日18日になって16日のことを思い出そうとしているが、とても忙しかったのは覚えているが、3日前に何を思っていたかはやはり忘れている。たいしたことえを考えていないのだな。

2月17日(金)
・青年団の飲み会に参加

今度の5月から始まる青年団の作品『上野動物園再々々襲撃』のプレ稽古を見学のため、1泊2日の東京出張に出かけた。ひさびさに会った方もいれば初めてお会いした方々もいた。4月から始まる本格的な稽古が楽しみだ。導入したいと考えている機材がまだ納品されておらず、実際どうなるのか自分でもまだ具体的にイメージできないだけに(3月がテストランの月!)、不安もあるが余計に楽しみでもある。

2月18日(土)
・おでん
・梅干

花粉症か風邪か分からないけど、くしゃみと鼻水が止まらない。
今日のプレ稽古は予定より早めに終わったため、10時半には帰宅できた。夫の手作りおでんを食べた。

そこまではいい感じだったが、誤って夫の眼鏡をふみつけて壊してしまったことで、事態は急展開。今日息子の世話して仕事できなかった分、明日たまった仕事をすると宣言したところだったのに。どうしよう。。。
2月19日(日)

・ごはん
・野菜たっぷり中華風スープ
・八宝菜
・もずく
・納豆
・梅干

風邪なのか花粉症なのかはっきりして!と天に向かって叫びたい症状が続いている。食事の味がいまいちわからない。というより妙に鋭くなっている感じもして(あるいは反対にぴりぴりと舌が麻痺?)、ひかえめに味付けしたら、相当薄味だったみたい。それでも息子はばくばく食べていたので、だったらこれから薄味を心がけよう。

長浜の園児殺害事件のことが気になる。初めて知ったのは、金曜の上りの新幹線の電光掲示板でだった。容疑者は、被害園児の同級生のお母さんにあたる人で二度驚いた。私の場合、どちらかというとリアルな子どもはあまり好きではなかったくせに、最近では息子と同級生のおちびちゃんたちに情が移ってしまい、発表会とかでも、何ともいえずかわいいなあと思っている。殺すなんて、想像できない。

息子が通っている保育園は園長先生の人柄なのか、ゆるりとした雰囲気が漂っていて、我が家もちゃっかりとその雰囲気になじみ確実に遅刻組番長クラスに入ってしまっていると思う。社会人として「一応」遅くなってすいませんと言うのだけど、かえって親身に保育士さんから「お仕事大変でしょう。疲れが出てるんじゃない」などという言葉までかけてもらえるのだ。そのたびに「わー、ほんとは寝坊しただけなんです。たっぷり8時間も寝てしまいました。ごめんなさい」と一瞬猛烈に告白したくなってしまうけど、ついつい甘えてしまうのでした。

(前いた保育園は遅刻厳禁の厳しいところで、その場合はその場合でちゃんと遅刻せずに登園してたから、周りの状況に目ざとく(?)合わせて、楽できるところは楽してしまっているみたい)

かなりマイペースなとこのある息子も保育園の生活を楽しんでいるようだし、安心してまかせきってしまっている。この前なんかは、冷たい水を嫌って、水を出している振りして水道の下で手をこする「嘘手洗い」をしていることも発覚。思わず苦笑。

とはいえ保育園ライフを振り返ってみるに、特定的にお付き合いをしているご家族もいないし、固定的な仲良しグループが存在しているのかどうかも全く分からない(やばい?)。帰りがよくいっしょになって、たまにいっしょにスーパーに行くお母さんはいるけど、世間話に花を咲かせるくらいで、「こみいった話」などしたことはない。ようは、いままで私は他のお母さんがどういう気持ちでいるかなんて深く考えたこともなかったし、他のお母さんもきっとそうだろうと思っていた。

でももしかしたらお母さんのなかには、そういうのを「冷たい態度」と思って、さびしく思っている人もいるのかもしれない。鈍感な人間にとってはささいなことでも、そういう細かい積み重ねの結果、ふいにダークサイドに陥ることもありうる。今回の事件で私でもその程度の想像力は働いた。もう少し自分から積極的に他のお母さんがたと関わることにしよう。誰かが殺されたらたまんない。
2月20日(月)

・うどん
・握り寿司

風邪症状に見舞われ、ダウン。会社を休む。頭や関節が痛い。東京でもらってきたのかなあ。稽古場でくしゃみを連発してたが、みんなにうつしていないといいのだけど。

夕飯は夫が担当。うどんと外で買ってきた握り寿司となった。早く帰ってきてくれて助かった。帰りが遅い場合、飢えを満たすためだけにあまり欲しくもない宅配ピザにする予定だったので、余計にうれしい。

息子が、部屋の片隅にチェブラーシカのぬいぐるみを寝かせ、布巾を布団に見立てて、「もう寝んねしてね」とチェブちゃんにかけていた。かわいらしいので、結果を写真にとって、ここに載せている。
-------------------------------------
と、ここまで書いて、いったんアップ。子どもといっしょに9時頃には就寝。ところが、昼間たっぷり寝たせいか私のほうが11時半になっても寝付くことができない。しょうがないから日記を再開する(笑)。

子どもの頃からの教育の賜物だと思うが、少しでもからだに変調を感じたら、大事をとってすぐ休むくせが身についている。「さぼりだと思われる、周りに迷惑をかけるなんて悩むのはナンセンス。短期間休んですぐ復活したほうが、リスクは少ない」というのが父の持論で、父自身もことあるごとにちょこちょこ仕事を休んでいた。勤勉さを絵に描いたような私の学校時代には「さぼってる言い訳」ぐらいにしか聞こえず、いまいちピンとこなかったが、働くようになってその大切さをリアルに実感。今回の私の風邪も、頭の芯がまだ少し痛いが、もう一晩寝れば治るだろうなという程度で済んだ。(言い訳って大切ね!)

そうだ、そうだ、親ばかついでに、先週木曜保育園で人形劇があったときのお便り帳から、息子の行状を抜粋しよう。

「今日は人形劇を観ました。ゆうくんはすっごく熱心に観ていて、大きな目が更に大きくなり、時々保育士のほうを見てはニコッと笑っていました。そして夢中になると、何故か正座になっていました。」

ありありと現場での姿が思い浮かぶ。。ただし息子は、興味があるときとないときの落差が激しい、むらのある男なのだ。私は出張でいけなかったが、この土曜は保護者懇談会があり、あとから夫が撮った写真を見ても、まさにそう。先生といっしょのお遊戯の場面で、のりのり絶好調のときと、つめをいじくって心ここにあらずのときの両方の姿が映っていた。中庸ってものが存在しない。誰に似たのだろうか。

12時半、そろそろ寝よう。明日もあるし。おやすみなさい。
2日分まとめて更新!

2月21日(火)
・日本酒
・カマンベール オゥ カルバトス&キムチ
・キムチ鍋
・卵雑炊

キムチ鍋の材料はすでに夫が買い込んでいたので、後は作るだけだった。作るといっても、市販の鍋用スープを煮立たせて、適当に切った材料を順次放り込んでいくだけなんだけど。

芸がないなあということで、熟成の進んだカマンベールチーズを合わせてみた。最後のバレンタインプレゼントチーズ。表皮をカルバトス(りんごの蒸留酒)で拭いたオリジナル商品ということだったんだけど、食べた瞬間、沖縄の珍味・豆腐ようを思わせるきつめの発酵系の味がした。単独で食べ続けるのは難しかったので、「強気」にキムチと合わせてみたら、ヒット。周りの心配をよそにくせのあるあくの強いもの同士が仲良くなった感じ。

こんな私の一人満足をよそに、夫と息子はそのチーズが気に入ったようで、単体でぱくぱくと口に運んでいた。なんなんだろう、この人たちは。ちなみに息子はカッテージチーズは苦手。生意気なやつだ。

今日よかったことは、今度の日曜に我が家で「宴」を開くことが決まったこと。メニューを考えるのはことのほか好き。

嫌だったことは、フィギュアスケート安藤美姫を号泣させた記者の質問の、いろんな意味でのデリカシーのなさ。彼女の泣き顔に女の私でもほろりときてしまい、「ミキティをいぢめるな」とにわかファンになって、激しい憤りを感じていた。夜は、永遠のアイドル・山口百恵、不良中年・井上陽水、エレキを捨てた軟弱クラプトンの歌声を聴いて、気持ちを静めたというか昂ぶらせたというか、してました。その調子で、ショートプログラム本番のミキティを応援するぞと思ってたんだけど、12時に撃沈。弱すぎる。

2月22日(水)
・赤ワイン
・トースト&カマンベール
・宅配ピザ
・コーヒー

夫の帰りも遅く、なんとなく今日は作る気持ちになれなかったので、宅配ピザにした。ハーフ&ハーフの片方を、初めて和風もの、ねぎとマヨネーズ風味のテリヤキチキンにしてみたが、失敗。とっても甘ったるくて、苦手な味だった。かなり自分の舌は保守的だと思う。お好み焼きにマヨネーズをかけるのは好きなのに、甘ったるいピザを認めたくないようだ。

ピザが届くのを待つ間、昨日キムチと合わせたチーズを、軽めにトーストしたパンといっしょにちょっとだけ食べたが、昨日よりもぐーんとおいしく感じた。息子も相変わらずぱくぱく。チーズって、体調とか、お腹の空き具合、熟成度などなど、全然印象が違ってくるんだなあ。とはいえ、今回再確認したことは、私はボーフォールとかゴーダチーズ、パルメジャーノレジャーノなどハードタイプが好きで、フレッシュなカビ系はそれほど好みではないということだ(←あくまで単体で食べたときの印象)。料理に使われたら、また別のおもしろさが出てくるのだろうが。

なんか、こってり系が続いたので、明日はさっぱり和食にしよう!
2月23日(木)

・ごはん
・なめこと豆腐の味噌汁
・ぶりの照り焼き
・大豆ときゅうりのサラダ
・もずく
・コーヒー
・ニューヨークチーズケーキ

ひさしぶりに和食。ほっとする味。

最近、私のなかで第二次岡本太郎ブームがきている。最初は、10年ほど昔の、大学院進学の時期。亡くなって間もない頃。きっかけは、叔母が手紙で、岡本かの子が息子太郎に充てた手紙のなかのことばを引用しながら、激励してくれたことだった。かの子の手紙の内容は「どうせつまんない世の中だから、周囲に遠慮して何もしないでいるよりは、自分の好きなことに打ち込んで生きていったほうがいいよ」というようなものだったと記憶する。

妙に印象に残って、かの子の書いた文章などを読むようになった。そのうちに、自然と太郎の著作のほうにも移った。これがすごかった。それまで変な爆発おじさんとしてしか思っていなかった岡本太郎が、ものすごく精緻な知識体系に基づいていながら、気取りなくすとんとくる調子で、人間として生きていくうえで大切なことを論じているのだ。驚き。生前にもっとレスペクトを捧げるべき人物だった。悔しい。

しばらく太郎ブームに浸っているうち、幸運な偶然が重なり、青年団に出会ってしまった。勢いこんで「アタック」するしかないでしょう。で、現在に続いているのだ。

今度は反対に、先週末、青年団の稽古に見学にでかけたおり、稽古と稽古の合間に、東京都写真美術館で開かれていた「写真展・岡本太郎の視線」を見に行った。ふくよかな新鮮な気持ちになった。(そのほか、ベトナムの記録写真展示や唐十郎出演の映画『ガラスの使途』も見た。ひさびさに自由時間ができたら、かえって忙しくしてしまう。)そののち、微熱も出てダウンもしたが、充実の出張だった。

夫への土産に展覧会の写真集を買った。大変喜んでくれたようで、ここに感想を書いている。
2月24日(金)

・ごはん
・わかめとしいたけの中華スープ
・焼きぎょうざ
・焼きビーフン
・コーヒー

日曜のパーティ用の買出しに、会社帰り西大寺のデパートに行った。食材以外にも、こまごまとした日用品の買い物もあり(うちにはお客様用スリッパがなかった!)、クイックで事にあたったつもりでも帰りは8時過ぎてしまった。ひさびさのひとりデパートでの買い物で、厄落としになったかな。気分よかった。あいにく携帯を忘れていったので、電話連絡も入れなかった。夕飯の準備をして待ってくれていた夫いわく、私は鉄砲玉のようなやつらしい。

今朝は荒川静香の演技に釘付けになった。ダントツで素晴らしかった。堂々の金メダルだ。おとといまでミキティを連発していたが、今日からしばらくは「しーちゃん」になると思う。

会社では事務書類を2件一気に仕上げた。しーちゃんの影響をもろに受けて、情熱的な「理由書」「計画書」になったと思う(笑)。つい最近までやりたくないやりたくないと滞っていたのが嘘のよう。ありがとう、しーちゃん(勝手にお友達気分)。
2月25日(土)

・ごはん
・豆腐とわかめの味噌汁
・うなぎの蒲焼少々
・納豆
・プチトマト
・梅干
・コーヒー

うなぎと梅干は食べ合わせが悪いと言われているけど、私は好きなんだな。お腹痛くなったこともないし。で、今日も決行した。でも、食べたあとにちょっと気になって、ネット検索かけてみた(笑)。医学的根拠はないみたいでした。安心して眠れます。

明日に備えて、今日は断酒した。家の中もだいぶ片付いた。家を磨くのは、「お客さん」であることを実感している。見られることできれいになるのね!
2日分まとめて更新!

2月26日(日)
・二種類の馬刺し:カルパッチョ&伝統のにんにくしょうがじょうゆ
・大豆ときゅうりのサラダ ・
・蒸し野菜のサラダ
チーズフォンデュ スペシャル
・ラムチョップのグリル、ローズマリー風味
・ジャスミンティーの冷や茶漬け
・いちごのバルサミコソース

4人のお客さんを迎えて、待ちに待った宴の日。おととしの秋に今の借家に越してきて以来、初めてのパーティ。日取りが決まってから間もなかったので、おそらく部屋の片付けや掃除に準備時間が割かれることを見越して、料理自体はお取り寄せ食材に頼り、その場でぱぱっとできるものにした。

うなるほどおいしい飲み物をたくさん持ち込んでくださり、私もぽーと楽しんでいた。2時開始で、ずーとおしゃべりし続けて、お開きはなんと13時! 実質的酒飲み5人で、空けたワインや日本酒の瓶は9本。みんな帰りは大丈夫だったのかなあ。

2月27日(月)
・握り寿司
・クノールのカップポタージュスープ

ひさびさの二日酔い。学生時分に戻ったような飲み方をしてしまったと自分でも呆れている。でも今日は、おおもの機材が納入される大事な日で、少し広めの部屋を借りて、丸々1日、検品・動作チェックに費やした。

夕食何にも作る気がせず、生協で寿司を買って帰った。まだ、少しお酒が残っている。三日酔いは絶対に避けたいんだけどなあ。とほほ。
2月28日(火)
・天狗舞の梅酒
・ビーフカレーライス
・ゆで卵

二日酔いが去ったと思ったとたんに、またお酒に手を出すとは。。反省が足りん。でもね、パーティで奇跡的に残ったいただきもののこの梅酒は、いままで飲んだ梅酒のなかで最もおいしいものだったのです。ストレートでくっといただけるのでした。

そうそう、26日の日記で、パーティの時間帯を記載間違いしているのではというご指摘をいただきました。正確には、「午後2時から開始して、午前1時にお開き」です。たまにはこうやって思いっきり羽を伸ばすのっていいよねと夫に言ったら、きっと「あんたいつ縮めているのよ」という返答がくるに違いないので、うちでは言いたくても言いません。