料理ネタ


2008年6月

6月1日(日)

・ごはん
・キャベツの味噌汁
・目玉焼き
・納豆







夫は今日から1週間のアメリカ出張に出かけた。昨日まで精神的には超自分中心主義の生活だったことを鑑み、今日はゆういちろうデーに徹することを心に決めた。ごはんもゆういちろうの好みを最優先、目玉焼きはもちろん本人自作、全部ぺろりとたいらげた。なんと質素な好みだろう。でも、芯までやわらく出汁で煮たキャベツは味噌汁にとても合うことが分かってうれしかった。

お昼の12時から7時まで公園で遊んだ。自宅前の公園はテニスコートや野球場付近以外は人が少なくて大変落ち着く。ゆういちろうは時折少年野球のお兄ちゃんたちの様子を遠くから眺めていた。写真(中)はオロナミンCを飲みながら試合合間のウォーミングアップ姿を見つめているところ。何を考えているんだろう。その後、遊び場所を水遊びのできる公園に移し、親子してビーチサンダルで水路をばしゃばしゃと移動しながら遊んだ。地面に落ちているきれいな花を拾って、私にくれたりもした。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第18報)
SAVE CHINA! (中国大地震)
6月2日(月)

・ごはん
・キャベツの味噌汁
・牛肉と玉ねぎの甘辛煮
・温泉卵入り納豆
・スティックきゅうり、カレー粉入りマヨネーズ添え



今日もゆういちろうの好物を作った。納豆は本人の希望によりご飯を準備しているあいだのおやつとして先に食べた。牛肉とたまねぎの甘辛煮は好物すぎて、お代わりもしてそればかり食べてお腹がいっぱいになってしまったようで、ご飯と味噌汁を残してしまった。

写真は新居和室の内から見た瓦の雨受け工事の様子である。土曜に新築現場に差し入れを持っていった際に久々に建物のなかに入ってみたのであった。なぜだかわからないが、こういうモノの並び方はとても気持ちいい。さて、これからゆういちろうを寝かせつけ、その後ゆったりとした気分で今朝届いたまことさんからのファックスにお返事を書くつもりだ。(一緒に眠ってしまいそうな予感も大きい。まぶたが重くなっている)

あまり報道されなくなったように感じるが、ミャンマーと四川は今どうなっているのだろうか。
SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第18報)
SAVE CHINA! (中国大地震)
6月3日(火)

・回転寿司



ヴィクトリア大学で日本語をおしえていらっしゃる野呂博子先生がいらっしゃった。外国の大学に長年勤めておいでで、野呂先生と呼ばれるのはとても嫌に感じられるそうで、あだ名で呼んでもいいとおっしゃるのだが、今度は私のほうが呼ぶのに抵抗があるというか勇気がいるので、「あだ名+先生」という呼び方にすることで落ち着いた。別の方で例えて言うなら「のりP先生」のようなノリだ。面白い。もともとは青年団の俳優のマチコさんのアイデア。

来年3月にヴィクトリア大学で開かれる国際表現言語学会 International Association of Performing Languageで話すことができそう。ラッキー! いろいろなバックグラウンドを持っている方々と出会えるといいな。

夕方ゆういちろうを保育園に迎えに行ったら、手洗い場の上にパンジーとナデシコとオリヅルランの小さなアレンジメントが飾ってあった。誰が生けたのだろう。とてもかわいらしかった。夕食は自分で作るのをさぼり、駅前のショッピングモール内の回転寿司屋で食べた。ゆういちろうは大喜びだった。帰り道通りかかった花屋に白万重というクレマチスが置いてあることを偶然見つけ、引越し前だというのについ衝動買いしてしまった。きれいだったんだもん。

ただきれいなだけだったら買わなかったかもしれない。先日の日曜、母からの電話で、水切れを起こして瀕死状態だった実家の鉢植え白万重が復活し、見事に満開を迎え、どちらかというと手に負えない状態になっているのを聞いたからだ。そんなに丈夫で花持ちがいいのなら私でも育てられそうな気がしてきたのだ。地植えにして転落防止用の柵に絡ませるのもいいかもしれないと夢が広がっているのだ。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第18報)
SAVE CHINA! (中国大地震)
6月4日(水)

・鰻ご飯
・なめこと豆腐の味噌汁
・アボガドとトマトのサラダ
・茹でもやし、青じそドレッシング



ゆういちろうの大好物の鰻にしたら、今日もまたそればかり食べて、後は残し気味になってしまった。そのなかでもやしはしっかりと食べたので、相当もやし好きであることが分かった。

写真は通勤に使うバス停の前に咲いていた母子草(ハハコグサ)である。触るとやわらかくふわふわとしていて、しばし幸せな気分になる。かわしまよう子さんの『花手帖』を読んで、私もすっかりその気になってしまったみたいだ。ペットのように身の回りに置いておきたい本だ。いろいろな雑草のことが写真と文章で語られている。どの雑草に対しても、ちょうどいい距離感からたっぷり愛情が注がれている。それに勉強にもなるのだ。ハハコグサは別名ゴギョウ(オギョウ)ともいう、春の七草の一種であった。これを読むまで知らなかったよ。

驚いたのは、うちの前にもある、道端でよく見かけるつる性の美しい雑草が「ヘクソカズラ」という名前をつけられているということだった。漢字では「屁臭蔓」あるいは「屁糞蔓」と書くらしい。いくらなんでもあんまりではないか。果実の汁がとてもくさいから、というのが名前の由来だそうだ。その汁はしもやけの薬にもなるというのに、ひどすぎると思う。可笑しかったのは、可憐な花をつけることから、「早乙女蔓(さおとめかずら)」という別名も持っているということだった。誰だって「早乙女蔓の花」は見てみたいと思うが、「屁糞蔓の花」と言われたら見たくないだろう。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第18報)
SAVE CHINA! (中国大地震)

■追記
かわしまよう子さんってどんな方なんだろうと気になり、ゆういちろう寝かせつけ成功後ネット検索したら、日記を見つけた。今年の4月12日に次のような日記を書かれていた。

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2008.4.12 土
 
 きのうは、沖縄に住む友人にグチグチした電話を1時間以上してしまった。ボッカーンと噴火しそうだったので、その前に言葉に出したのだ。グチグチすることは決してよいことではない。けれど、言葉にすることで案外腹の底はスッキリするし、「ちょっといいすぎたな〜」なんて反省もする。グチグチの内容は、やっぱり仕事のことだった。
 仕事で求められるものは「いかにたのしく見えるか」「いかにかわいらしく見えるか」というのが多いので、それはとても大事なことだけれど、気軽にたのしく見える仕事だからって、気軽にたのしく依頼されてたまるか、という具合だった。
 疲れる、というより傷ついていた。
 仕事の約束をすっぽかされても、ウソをつかれても、売れ売れ路線はねらっていないのに狙っているような内容にしあげられていても、内容も聞いていないのに、数ページ雑誌掲載が決まりました、と連絡を受けても。
 気持ちよく仕事ができるように、できるだけ笑っていようと思っていた。けれど、無理はやっぱり続かないもので、ボッカーンときてしまったのだ。
 ちくしょう。
 ガツンと、ぶつかるべきところにぶつかりたい。
 と、友人にグチグチした。友人には「ありがとう」の気持ちでいっぱいだ。
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とても信頼できる方のようだ。同世代なので、これからずっと何十年も仕事を追いかけることができるのはラッキーだ。門外漢の強みで勝手な憶測でものを言うが、魑魅魍魎がいっぱいいそうな世界で独自の仕事をしていくのはとても大変そうな気がする。だけど彼女を応援したいと思う人も潜在的にたっくさんいるような気がする。私も会ってすぐプロポーズするようだが、すでにそのなかの一人だ。『花手帖』の威力ってすごい!
6月5日(木)

・(おやつ)温泉卵入り納豆
・ひき肉入りカレーライス
・ゆで卵
・プチトマト





夏休みにお台場の科学未来館でまた展示をやることになっている。子ども向けに研究概要を300字でまとめないといけない。考えようによってはとてつもなく難しい原稿だ。締め切りは明日だというのに、いつものように頭を抱え込んでしまった。

気分転換に外の空気を吸おうと、雨上がりにちょっとだけ散歩した。取り壊し中の学研都市展示館の周りには白い衝立がぐるりとしてあって中が見えないようになっている。いったいこの中でどんなことが起こっているのか、想像するだけで気分が悪いので、これまで無意識的に見るのを避けていた。が、今日は違った。草が脇から生えてきて、白い背景に草姿が美しく映えていたのだ。気づかないわけがない。『草手帖』の真似をして雑草を撮ってみた。「うーん、きれいだよ」と言いながら幾種類も大量に撮った。

夕食はお助けメニューのカレーにした。出来立てがアツアツすぎてゆういちろうは食べにくかったようだ。少し醒めて膜が張っているぐらいのものがお好きなようだ。

眠っている間の脳活動に期待してこのままゆういちろうと一緒にもう寝てしまおうか、それとも今晩できる限り粘って原稿を仕上げてしまおうか思案中。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第19報) ←ひさびさの更新だ!
SAVE CHINA! (中国大地震)
6月6日(金)

・ひき肉入りカレーライス
・ゆで卵
・プチトマト
・冷奴
・茹でもやし、青じそドレッシング



じゃーん、ゆういちろうがさくさくとあっという間に作ったレゴヘリコプターである。本当に空に浮きそうな形をしている。親ばかを承知で言うけど、ものづくりのセンスがあると思う。

仕事帰りに新築現場に寄ってみた。現場監督のFさんがひとりで門周りの土地の水平を図る作業をしておられた。私は職人さんの前にいくとやたら緊張してしまい、大抵職人さんより口下手になってしまうのだが、Fさんとは大丈夫。明日、門周りにもコンクリートを流す予定だそうだ。ほぼ1週間ぶりに家のなかに入ってみると、台所が設置されていた。とても感じがよい。他にも、うわー、うわーっといちいち心の中で静かに興奮してて、記録写真を撮ることを完璧に忘れてしまった。やっぱり写真はどんなに興奮していてもどこか醒めた目を持っていないとだめみたいだ。没入主体は写真を撮れない。もしかしたら写真家は普通の人よりもずっと興奮しやすく、興奮しすぎる自分が怖くて、それを抑制するためにあんな重たいカメラを持つのだろうか。

夫は明日アメリカを出発する。向こうでぎっくり腰になったそうだ。帰りの飛行機が大変そう。

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2日分まとめて更新!

6月7日(土)
・居酒屋メニュー

知り合いの先生からお誘いをいただき、研究打ち合わせを兼ねて大阪・北新地のとっておきの居酒屋で会合した。助教の先生とそのお母さん(北九州からお見えになった)も途中から合流した。本当においしい料理とお酒だった。堪能。感謝。


6月8日(日)
・カレーうどん
・お好み焼き





昼間はゆういちろうと公園をはしごした。水の流れる公園では、偶然保育園の同級生の男の子と一緒になり、自転車競争などそれはそれは楽しそうに一緒に長いこと遊んだ。帰り際は、明日からまた毎日会えるというのに、今生の別れのような顔でお互い名残惜しそうにしていた。自宅への帰り道、コクワガタが道に落ちていた。残念ながら死んでいた。早く出てきすぎたのかな。

夫がアメリカから帰ってきた。日本の味が恋しかろうと、ありあわせの日本の食事を出した。うまいうまいと言って食べてくれた。私へのアメリカ土産は、Baby Sock Monkey という名のキーホルダーだった。編みぐるみでこんなにかわいくないやつは初めて見た。むちゃくちゃ気に入った。さすが私の好みを熟知している。さっそく通勤鞄にセットした。

秋葉原の通り魔事件には驚いた。

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6月12日(木)

・たらこスパゲティ
・野菜のコンソメスープ
・まぐろのレアステーキ、わさびバターじょうゆソース
・ベビーリーフとマッシュルームのサラダ
・茹でもやし、青じそドレッシング
・プチトマト



ここ数日は秋葉原の事件のことで頭がいっぱいだった。事件のことを考えていたら、闇の精霊を呼び出してしまいそうな勢いで悲しくなってしまい、日記を更新する意欲がすっかり削がれた。せっかく楽しくなってきた携帯カメラをいじる気も、すっかり失せた。すさまじくネガティブな力を持った事件だ。全くもって、宮沢章夫さんの『ニュータウン入口』のその後を見せつけられているようだ。こんなに早く予想が当たってしまうとは思いもよらなかった。アンティゴネやポリュネイケスに気を取られ、「ディズニーは?」のあの子のことを私(たち)は劇場でもテレビでも日常でも見落とし続けている。

今週は他にもいろいろな悲喜こもごもがあったが、別の日に書こう。今晩はリハビリ。写真は夕方のマンホール。これまたリハビリである。

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6月13日(金)

・回転寿司



回転寿司屋で簡単に食事を済ませ、うちから車で20分ほどの木津川のほとりの小川にほたるを見に行った。車を降りると、懐かしい夜の田んぼのほとりの匂いがした。すーっ、すーっと光が明滅し、たくさんの光が同期したり、しなかったり、竹林の茂みを背景にした控えめな乱舞を引き込まれるようにじっと見た。時々こちらのほうまで飛んできたやつをつかまえたりもした。小一時間ばかり過ごしたであろうか。本物のほたるを初めて見たゆういちろうは興奮していた。

写真は研究所の椿の葉に群がるチャドクガの幼虫である。チャドクガの幼虫は一説によると、肉眼で見えない小さな毒針毛をたった1匹で50万本から100万本持っているとされ、危険を察知すると空中に撒き散らすという最悪の性質をした害虫である。死ぬときも苦しいといって毒針毛を放出するらしく、とにかく近寄ってはだめな虫なのだ。他に方法があるとすれば、小さいうちに踏み潰すか、殺虫剤を撒いて確実に一気に殺さないとだめ。これが我が借家の玄関先の椿にも大量発生し、大変なことを引き起こしたのだ。

先週の強風で、玄関に大量に毛虫が吹き飛ばされてきた。群れの形が時間帯によって変化するので、勝手に動いてどこかに行くのを待っていた。私とゆういちろうはなるべく刺激を与えないよう、静かに出入りしていた。

夫が出張から戻った頃、運悪く、毛虫は玄関の頭上付近に群れていた。何も知らない夫は、ある日それを見て、ほうきではらい落として駆除した。そのとき、ことによると億近い、大量の毒針毛を知らぬ間に浴びたことになる。翌日、上半身全体に凄まじい発疹が出て、発熱、アレルギー反応でダウンした。かゆみに我慢できず病院に行くと、筋肉注射に抗生物質を処方された。「ただ植物大好き!というだけの人間ははた迷惑だ、椿を切る」と、苦しむ夫は私に詰め寄った。今は症状もだいぶ治まってきて、機嫌の悪さも治まってきた。そうなると私も素直な気持ちになり、すまないことをしたと反省するようになった。見つけたときにすぐ殺せばよかったのだ。害虫よりも夫のほうがずっと大切だ。

さらに一説によると、このチャドクガのせいで、日本人の毛虫嫌いは決定付けられたという。毒を持っていない他の毛虫も、ただ毛が生えているだけで忌み嫌われ、踏み付けられる運命に遭うようになったそうだ。お茶の葉を摘む人たちが、夏でも分厚い作業着を着ているのは、この毛虫のせい。

このチャドクガがこの辺では大量発生して、小さい病院でも毎日4,5人は駆け込んでいるそうだ。本当に大嫌いだ。チャドクガこそ人間の敵。殺すならチャドクガ。

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2日分まとめて更新!

6月14日(土)
・ごはん
・残りものの野菜スープ
・チンジャオロースウ
・青梗菜の塩炒め
・キムチ

6月15日(日)
・日本酒
・ごはん
・豚汁
・鯖の旨味干し焼き
・温泉卵入り納豆
・プチトマト



ザ・引越し準備の週末だった。うちのなかは今ダンボールの箱とビニール袋でごったがえしている。夕食は夫が作ってくれた。美味。感謝。

いえのなかのものを掘り出してみると、とんでもないものがいろいろ出てきて、自分のだらしなさに自分でもびっくりした。例えば、箱でもらったじゃがいもをもったいぶってチマチマと料理に使っていたら、芽が出てきてしまったことがある。あら残念もったいないけど仕方がないと、蓋をしてその事実に目をつぶり、忘れ去ること数ヶ月。今日この箱は何?と蓋を空けてみると、写真のようになっていた。見るからに苦しそうに干からびている。罰当たりなことをしてしまった。ごめんなさい。許してください。こんなことをしていたら、いつか植物から痛い目に遭うぞ。

忘れないうちにメモ。11日(水)は、新しい家で、もくよう連という工務店の集まりの見学会が開かれた。13社の参加があり、20名くらいの方々の参加があった。奥村まことさんもいらして説明。見学会のあと、細々としたことの打ち合わせをおこなった。庭は、門周りにオトコヨウゾメと金木犀を植える代わりに、植木屋さんの提案で左右両方ともトキワマンサクを植えることになった。また玄関両脇にはちびっちゃいオタフクナンテンを植えることが新しく決まった。設計者の言うことをははいはいと聞いているのではなく、みんな自分たちの意見をはっきり言うのだなあ。もちろんそれぞれがいいものを作ろうと思ってのことだ。家はひとりで作るのものではなく、設計者の指揮のもと職人集団の協力的な集まりで出来るのだ。

(やっぱりまことさんはすごいと思った。若い建築家にとって現場は試練の連続だと推測する。気の弱い人は建築家になれない。職人さんにいったんなめられたら、やりにくいことこの上ないだろうと思う。)

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6月16日(月)

・日本酒
・ごはん
・昨日の残りの豚汁
・スモークサーモン
・プチトマト
・きゅうりの漬け物

まな板を使わない簡単献立にした。ゆういちろうはおたふく風邪になってしまい、夫はチャドクガの発疹に紛れて帯状疱疹の発疹が出ていたことが発覚し、それどころではなくなったのだ。大丈夫だろうか、うち。しばらく仕事を休まないといけない。

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6月17日(火)

・日本酒
・ごはん
・じゃがいもとたまねぎの味噌汁
・豚のしょうが焼き
・きゅうりの漬け物



下あごがパンパンに腫れて、鏡に映ったおたふく顔の自分の姿を見たゆういちろうは、一言、「ラーメン、つけめん、ぼく、イケメン」とつぶやきました。どこで覚えてきたのでしょうか。

おたふく風邪にかかったことのない夫とは隔離生活をしています。ごはんもふとんも一緒にいることはできません。写真はしばらく前に撮ったもの。うさちゃんの背後にめがねの鋭い右目が光っています。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第19報) 
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6月18日(水)

・宅配ピザとスパゲティ



おかゆを作ってもりんごをすりおろしても、ゆういちろうの食欲は戻りません。宅配ピザには少し食指をのばしました。だんだん食欲が出てきたのか、夜食にごはんとカップスープを食べました。せっかくかぼちゃのポタージュスープを手作りしたのに、カップスープのほうがいいそうです。でも腫れがひいてきて食欲が戻ったのはうれしい。写真は、かつて手巻き寿司をしたときに撮った具の一部です。家族みんなの元気が一番です。

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6月28日(土)

・赤ワイン
・ビーフカレー

久々の更新だ。今、家族3人で東京のホテルにいる。青年団の『眠れない夜なんてない』を観た後、夕食はホテルのルームサービスを利用した。

ここ2週間は散々だった。これまであったことと、これからのことを書き出しておく。いろいろな人たちに大変お世話になった。深謝。

16日(月)〜 ゆういちろう、おたふく風邪だと診断。
         かつよし、帯状疱疹のためおたふくの予防接種できず。抗体検査のみ。
20日(金)〜 ゆういちろう、難聴の疑いと髄膜炎で入院(月曜まで)。
23日(月)   ゆういちろう、夜、退院。
         かつよし、検査結果出る。抗体反応、陽性!
24日(火)   新居に引越し。
25日(水)〜 ゆういちろう登園許可おりず、子連れ出勤(金曜まで続く)。
27日(金)   ゆういちろう、診察の日。登園とアメリカ行きの許可おりる。
28日(土)   家族で東京へ。青年団観劇。
29日(日)〜 国際会議のあるアメリカ・フロリダへ移動。7月4日まで。

いろいろ重なって疲れているけど、妙にハイテンションなんだな。発表のスライドもまだ完全ではないし、やることは残っているのに、この不思議な「何とかなる感」にここのところずっと包まれている。ぽ〜っとしないで、心して行動しよう。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第20報) 
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6月29日(日)・・・・・日本時間30日(月)

・ペプシコーラ
・サラミピザ

8年ぶりの外国出張だ。いろいろと言い訳を重ね、さぼっていた。長時間のフライトはとてもつらかった。学会シーズンに入っているせいか、機内には研究者とおぼしき人が多く、論文を広げてなにやら考え事をしている人が目に付いた。私は機内では全く何もする気が起こらなかった。エコノミークラスしか乗ったことがないひがみ根性に囚われ、腰や尾てい骨が痛むのを感じてなかなか眠れないとき、ファーストクラスにいる人たちは今頃からだを伸ばして眠っているのだろうかとやっかんでばかりいた。人をうらやむのは時間の無駄だと頭では分かっているはずなのに、飛行機に乗ると、だめみたいだ。

フロリダのリゾートホテルについて、学会(KGCM2008)のレジストレーションを済ませた。今回はホテルのなかのカンファレンスルームが会場になっているので、移動がとても便利だ。時差ぼけが激しく、一息つこうと思って5時前にベッドに入ったら、11時くらいまで眠ってしまった。夕食はまたもやルームサービスを利用した。でっかいピザをつついた後、また眠ってしまい、結局発表準備を始められたのは翌朝5時くらいからだった。

部屋の窓からはでっかいプールが見下ろせる。昼間はもちろん深夜も早朝も誰かが泳いでいた。ゆういちろうとのあいだで、翌日泳ぎに連れていく固い約束をした。部屋はとても広い。家具もいちいち大きい。アメリカの建築家に新しい我が家を見せたら、何を思うのだろうか。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第20報) 
SAVE CHINA! (中国大地震) ←救援金受付期間延長(7/10まで)
6月30日(月)・・・・・日本時間7月1日(火)

・白ワイン
・えびとチキンのパスタ
・ターキーバーガー
・シーザーサラダ

午前中のセッションで発表をした。スライドをきっちり作ったせいでたどたどしい英語でも研究の意図や内容は理解してもらえたようだ。発表後、しーんとすることなく、質問やコメントが出た。今回一番の大問題は、相手の質問内容が聞き取れず、固まってしまったことだ。代わりに聴衆のなかで議論が始まった。私の発表なのに積極的に参加できなかったのは、遺憾。いつも悔しく思う。努力不足と不慣れ。

時差ぼけが激しく、午後部屋で少し休むつもりが、レセプション(ディナー)を逃す時間までぐーぐーと眠り込んでしまった。ゆういちろうは寝過ごして夕方プールに行けなかったことを、ひとり怒って、ふてくされている。

結局、深夜にまたルームサービスをとった。なんかもったいないなあ。

SAVE BURMA! (ミャンマーサイクロン第20報) 
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