料理ネタ


2006年10月

3日分まとめて更新!

10月1日(日)
・ぶりの照り焼きなど

そろそろぶりのおいしい季節になってきた。今日のぶり(養殖)は脂のりのりだった。その脂を捨てずに、たれをからめたら、調味料と分離してしまい失敗。ぶり自体はおいしかったからよしとする。次回はこの教訓を生かすべし。

10月2日(月)
・豚のしょうが焼きなど

豚のしょうが焼きの付け合せには、茹でキャベツともやしの青じそドレッシング和えが合うことに初めて気づいた。茹でキャベツともやしの青じそドレッシング和えは実家の最近の定番。ゆういちろうがそれはそれは気に入っていたとのことで、作ってみたら、ほんと好物のようだ。

10月3日(火)
・白ワイン
・バゲット
・野菜のポタージュスープ
・あさりのワイン蒸し
・トマトとモツアレラチーズのサラダ
・ベビーリーフとマッシュルームのサラダ

夫の帰りが遅いので、昨日の残りのスープにさくさくっと作れる料理を合わせた。私は子どもの頃からあさりの酒蒸しが好物だったが、おとなになってからは断然ワイン蒸し派になった。こんもりと一皿に盛ったあさりをゆういちろうと競争のようにして食べた。

パン好きのゆういちろうは知らない間に、表の皮を残して中身をきれいにほじくって食べていた。見た目は、ちょっと端のかじられたものの、買ってきたばかりのパンそのもの。あまりの見た目のきれいさに怒る気も失せた。
10月4日(水)

・ごはん
・ねぎとしいたけの中華スープ
・さんまの塩焼き
・ほうれん草の白和え
・きゅうりと豆のサラダ

後期授業の関係で火水金は夫の帰りが遅くなり、ゆういちろうと二人で食事したり風呂に入ったりしている。それはそれで濃密な時間。喧嘩と仲直りの繰り返し(笑)。

今日のゆういちろう:中華スープ(珍しく私にしてはおいしくできた)を一気に飲み干した。さんまとごはんを交互に食べるのが好みのようだ。消すとぎゃおぎゃおうるさいので、結局ビデオを見ながらの食事となったが、ご飯を上の空で食べていて、やはりまずい。次回から厳しく禁止しよう。
10月5日(木)

・チキンカレーライス
・具沢山スープ味噌風味もしくは豚なしの豚汁
・きゅうりと豆のサラダ
・プチトマト
・コーヒー

夫が作ってくれた。自宅研修の日だったので、ことこと時間をかけたカレーはおいしかった。

夕食後、私はいつものようにぐじゅぐじゅと分からないことをしつこくまじめに夫に質問していたら、いきなり逆に、「山は死にますか?風はどうですか?」と問い返された。そうくるなら私も、「だったらバナナはおやつに含まれますか?」と遠足時の子どもの切実な疑問をぶつけてみた。

この手のやりとりはスキヤキ同好会(通称ぱんだくらぶ)のみんなたちから鍛えられているので、いくらでも続けられる。
10月6日(金)

・カレーうどん
・茹でオクラ、しょうゆマヨネーズソース
・きゅうりの漬け物
・プチトマト

「超手抜き」の夕食。息子とふたりで。こともあろうに図らずも仕事を持ち帰ってしまったのだ。これから一通り家事を済ませてから、とりかかるつもり。せわしない日日だ。

すまぬのうと思いながら食べさせたが、オクラ以外ゆういちろうの好物だったので、本人はやたら機嫌よくもくもくと集中して食べていた。極太茹でうどんの「鍋亭」を利用したのも、功を奏したみたい。
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10月7日(土)
・白ワイン
・牡蠣の土手鍋など

家事もこなしたし、3連休初日の食卓ということで、手軽にできて、ごちそう感のある食事にした。

植物日記を更新。午後からちょびっと宇治市の植物公園に出向いた。

10月8日(日)
・馬刺しを中心にした和の食事

保育園の運動会に参加。その後もゆういちろうと二人で公園で遊んだ(夫は昼寝)。太陽の光をいっぱい浴びた日だった。9日から夫が北京に出張に出かけるので、冷凍しておいた馬刺しを解凍して、焼きナスを添えるなどして、和食に徹した。

10月9日(月)
・ごはん
・生姜葱梨湯
・豚肉とキャベツとしいたけの炒め物

日中ずっと公園で遊んだ。今日も太陽をいっぱいに浴びた。布団も干したし、気持ちよく眠れそうだ。

一昨日あたりからゆういちろうがたまに咳込んでいる。鼻水も出始めた。はまの出版から出ている『ねぎ・しょうが・にんにくで作る美人食』のなかから症状にあったスープを選んだ。しょうが、ねぎ、梨で煮込むだけの簡単スープ。生食の梨は好きなくせに、やわらかく暖めた梨は嫌いのようで、吐き出してしまった。具はいいから薬だと思ってスープだけでも飲むように言ったら、神妙な顔つきでスープだけ飲み干した。

豚肉の炒め物はぼやけた味になってしまった。夫がいないので緊張感が足りないのだろうか。

昨日は水周り、今日は玄関周りを中心にきれいにした。近所の花屋で濃紫のトルコ桔梗に赤紫のバラ、ピンクの実ものを合わせて玄関に飾った。家をきれいにすると気持ちいい。もしかするとこういうと豚に失礼かもというくらい今までが豚小屋のようにひっくり返っていたから、落差が大きい分、余計にそう感じるのかもしれない。
10月10日(火)

・ごはん
・じゃがいもと長ネギのポタージュスープ
・お好み焼き

味がいまいちでかなりの量残ってしまった昨日の炒め物の復活法を見つけた。「そうだ、お好み焼きにしよう!」 生地のなかに炒め物を混ぜ入れて大阪風お好み焼きにすると、予想通り、おいしくできた。今度は私もゆういちろうもたくさん食べた。
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10月11日(水)
・ごはん
・残りもののポタージュスープ
・たちうおのカルパッチョ風サラダ
・トマトと大根のサラダ

前日の残りのスープに簡単なサラダを合わせて、即席夕ご飯にした。

10月12日(木)
・ごはん
・豆腐とわかめの味噌汁
・豚のしょうが焼き
・パプリカとしいたけの炒め物、オレガノ風味
・もずく

翌日の保育園の遠足のお弁当に向けて、献立を考えた。しょうが焼きとパプリカとしいたけの炒め物をお弁当にも使って、朝、ブロッコリーと卵焼きを作って4種類のおかずを詰めることにした。

トイレに入ってふと気づいたこと。帝王切開でできたケロイド状に盛り上がった傷がいつのまにかなくなっており、傷口の色も前より薄く目立たなくなっていた。へえ、こういうこともあるんだと不思議に思った次第である。私は軽いめの傷口フェチなのだが、これからは自分のからだの傷を密かに触って楽しむことはできなくなった。うれしいような、残念なような。。
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10月13日(金)
・ビーフカレーライス
・ルコラとマッシュルームのサラダ
・ゆで卵

遠足のお弁当のご飯は半分以上残っていた。息子本人いわく、「もう無理」とのこと。おかずの量が多かったみたいだ。

土日に東京出張があって家を空けるので、入れ替わりに中国から帰国する夫のために、カレーを多めに作った。帰国後すぐに夕食を作る気はしないと思ってのことだ。他にこなすべき家事たくさんあったが、翌朝早く起きて対処することにして、ゆういちろうと一緒に床についた。少々疲れ気味。最近ぐうぐう寝てる。

10月14日(土)
・ごはん
・白身魚の甘酢あんかけ
・小籠包(しょうろんぽう)

昼間は桜井圭介さんプロデュースの『吾妻橋ダンスクロッシング』を見に行った。桜井さんと数年ぶりの再会。顔を覚えていてくれてよかった。10キロ太ったくらいでは顔は変わらないのか。桜井さんの印象は全く変わらない。年齢不詳だ。

青年団にいた山田秀香さんや岩崎裕司さんとも再会した。広い会場で隣どうしになるなんて、できすぎた偶然だ。終演後は演者のひとり、地点の安部聡子さんともひさびさにお話ができた!

ビールとポテトチップスを食べながらの舞台を見れるのは、好感度大きかった。保育園の運動会とお花見の中間くらいの緊張感で舞台に臨めた。舞台そのものの感想は後日ちゃんとまとめて公表したい。桜井さんにもいろいろ質問がある。

夕食は、秀香さんの親戚がやっている浅草の香港亭という中華料理屋で食事をした。中国語の飛び交うおいしくてリーズナブルなお店だった。一瞬自分は海外で中華を食べているんじゃないかという錯覚を覚えた。

夜は、沖田修一監督の映画『このすばらしきせかい』を見た。映画館の周りに長蛇の列というのは大げさだけどかなりの列が出来ていてびっくりした。立ち見も出るほどの盛況ぶりだった。ここでも偶然五反田団の前田司郎さんや望月志津子さん、青年団の立蔵葉子さんとばったり会った。聞くところによると、沖田修一さんは前田さんの高校時代の同級生にあたる人だそうだ。会場もなにやら同窓会の雰囲気もあり、不思議な空間に迷いこんだ感じがした。

私は自分のことをまだまだ若手(どちらかというと白け気味の)だと思っていたが、沖田さんや前田さんら20代の人々がこんなに独自の世界を構築していることを知り、静かな感銘を受けている。豊かな時代に育ったもの特有の、食べることへの固執の仕方が表現されていた。大根おろしをのせたハンバーグにポン酢をかけるシーンなんて、泣けてくるわ。

10月15日(日)
・蟹とレタスのチャーハン

法と心理学会に参加した。毎回ここからは刺激をもらっている。ただ今年は学会自体に全然貢献していないので、参加というのはおこがましく、単に顔を出したというべきかもしれない。

数年先には始まってしまう裁判員制度に、どのように対処していけばよいのか考えるシンポジウムには、映画監督の周防正行さんもいらしていて、模擬裁判のビデオの編集の仕方について発言されていた。私のちょうど言いたかったことでもあり、すっきりした。

夕食は東京駅の中華料理屋で。後から気づいたが昨日から中華づいている。関西方面に帰る先生(法学者)とご一緒した。先生にはすっかりというかちゃっかりというか、なついている。ありがとうございました。

帰宅後、先日まで北京にいた夫の話を聞く。北朝鮮の2回目の核実験のときには、北京までドーンと地響きが伝わってきたそうだ。ありがたくないけど、リアルだ。
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10月16日(月)
・白ワイン
・魚介のブイヤベース
・ブイヤベースのスープスパゲティ
・ベビーリーフとマッシュルームのサラダ

とにかく魚の食べたい日だった。ここ2,3日は魚モードだ。夫の帰りが遅いので、ゆういちろうと二人で食べたかったのだが、孝行息子なのか父親の帰りを待つと強固に主張して、結局寝たのが12時半ですよ。参りました。

10月17日(火)
・ごはん
・豚汁
・平あじのお造り
・ほうれん草の白和え
・ブイヤベースの残り(ほんの少々)

豚汁と白和えを作った、炊飯器もセットしてあるというメールが夫より届いた。なんていい知らせ。これで今日は早い時間に息子と先に食べられた。これからお風呂にいれ、早めに寝かせつけることができる。

演劇鑑賞のページをひさびさに更新した。ダンス公演の感想なので、演劇鑑賞ということばはまずいな。舞台鑑賞とすべきか。

追記:15日の日記で、北京でドーンという振動と音がして、北朝鮮2回目の核実験をしたことが分かったと書いたが、どうやらガセネタであったようだ。確かにドーンという音はして、テレビのテロップでも核実験をした模様と出たらしいのだが、本当にやったかどうかは証拠がないらしい。「やるかも」という情報とドーンという爆音の情報が重なって「やったようだ」という報道が出来上がったという。情報にまんまと踊らされてしまった。反省しきりだ。
10月18日(水)

・ごはん
・豆腐とわかめとたまねぎの味噌汁
・ぶり大根
・茹でブロッコリー、マヨネーズ添え

ぶり大根の味が決まらなかった。大根を先に入れて、煮すぎたせいで、非常にしょっぱくなってしまった。大学も後期に入って、平日はたいてい夫の帰りが遅くなってしまう。今晩もそう。緊張感が切れて、つい味つけが適当になっている。ムラ気をなくしたい。

ゆういちろうはちょっと熱っぽい。目を頻繁にしぱしぱさせて、くぐもった咳もたまに出る。悪くならなければいいのだけど。
10月19日(木)

・焼きビーフン
・春雨のスープ
・チンジャオロース
・青梗菜の塩炒め
・紹興酒
・ぶどう

夫が作ってくれた。ひさびさに家庭の中華で、おいしかった。食後に北京土産の紹興酒を飲んだ。人が作ったご飯を食べるのは、気分がよい。自分だとああすればよかったこうすればよかったといろいろ考えるが、人のだと基本的に何でもおいしく感じる。

かかりつけの先生にゆういちろうを診てもらった。アレルギー性喘息の疑いが強いそうだ。目をしぱしぱさせているのは、ブタクサに反応している可能性が高いとのこと。夏に肺炎で入院したときにおこなったアレルギーテストでは、スギ花粉にダントツに反応し、次にブタクサなど秋の草に反応し、ありがちなハウスダストとかへの反応はほとんどなかった。本人は案外ケロっとしている。これから持病とどう折り合いをつけていくのか。子どもながらいろいろ考えるのだろう。夫を含め喘息持ちの人は心根の優しい人が多いという経験則があるので、静かに対応したい。
10月20日(金)

・ごはん
・あさりの味噌汁
・秋刀魚の塩焼き
・卵焼き
・納豆
・かぶの漬け物
・紹興酒
・ぶどう

なーんか疲れてる。料理に力をいれたくないと思っての簡単献立。ところがそういうときに限って評判がいいのである。ゆういちろうなんて、あっというまにあさりの味噌汁を飲み干し、貝の身も丁寧に食べた。貝は、わざわざ出汁をとらなくても、自分からおいしい出汁を出してくれる。人間でいうと、気が利いていて、めんどくさくない人。

ご飯を作っているときは、ぶすっと不機嫌な顔をしていたようだ。実験が早く済んで思いのほか早く帰ってきた夫から、「今日なんかあったんだろう。正直にいえ」と言われた。どんなに胸に手をあててみても全然思い当たる節がない。何度か同じことを聞かれ余計に不機嫌に。ところがご飯を食べていると顔から険が取れていったことが自分でも分かった。不機嫌の理由はわかった。単にお腹が空いてイラついていたのだ。

食後もやたら眠い。明日はひさびさの休みなのでゆっくり寝よう。
10月21日(土)

・焼酎
・手巻き寿司
・なめこと豆腐の味噌汁

休日のごちそう手巻き寿司。普段は家族3人1食で米2合炊いているが、手巻き寿司のときだけは別腹で3合ぺろりとたいらげてしまう。ゆういちろうは怖いくらいにお腹ぱんぱんになったが、大丈夫か。

今週末はひさびさに家族全員そろっての休日となった。家のことにいそしんだ。植物日記を更新。ゆうくんのページには、おとなのまねをしたがる年頃の、私のめがねをかけてぬいぐるみをおんぶした息子の写真をアップした。(親ばかです。。)
10月22日(日)

・水炊き風寄せ鍋
・鯛の刺身
・卵雑炊
・ぶどう

骨付き鶏と鱈の鍋をした。実家から送られてきた今年最後のぶどうはあともう1房となった。季節の入れ替わりである。庭では気の早いムスカリが来春に向けていくつか芽を出していた。
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10月23日(月)
・白ワイン、赤ワイン
・バゲット
・ミネストローネ
・きのこのクリームソースパスタ(フェットチーネ)

土曜はなんて家族っていいものなんだろうと幸せな気分に浸っていたというのに、翌日の日曜は夫婦間で大荒れ。経験上そういうときは、日記を書かないか、必要以上に長くなるか、そっけなくなるか、するのだが、今回(22日)はそっけないヴァージョンになった。

月曜夜は何事もなかったかのように元通りに戻した。そのことを確かめるために、ワイン2本を空けたように私は思う。

仕事では、夏のフィールドワークのまとめの文章を書き終え、演劇鑑賞の欄に載せた。あまりまとまりがなく、かっこわるいが、そのようなちっぽけな自意識を持っている場合ではないと思っている。私は今度の青年団の新作で、建設的な議論が巻き起こることを祈るように待ち望んでいる。

10月24日(火)
・ごはん
・ミネストローネの続き
・ビーフステーキ、トマトしょうゆソース
・ポテトグラタン

私はなぜ結婚を続けているのか自分に問うた。神に誓ったからという理由はこの際おいておいて、現世的に考えれば、夫に死んでもらっては困るからだ。私(たち)は放っておくと自分の仕事やら自分に関することで頭がいっぱいになる癖があり、いつでも壊れるという薄氷の上を歩いている自覚がある。だからこそ、このHPをやったりして、家族であることを確かめ合い、結婚維持に努めているのだ。HPで無理やりにでも家庭に世間の目を入れることで、どれだけ私たちは助かっているか。努力しない限り、続けることはできない。素直に認めたいと思う。

夫と結婚したと報告したとき、夫の知り合いにあたる先生から、「君、勇気あるねえ」と「お褒め」のことばをいただいたことがある。夫は夫で、私と結婚するときには、占い師から、私はパワーがありあまりすぎて男を食いつぶす運勢を持っているから、絶対に家庭に閉じ込めず外で発散させるようにしなさいと言われたらしい(最近になって知った。自分ではこんなにいじらしい人間はいないとも思っていたので、意外である)。

食事は、前日と引き続き、トマト系とクリーム系。きのことクリーム、じゃがいもとクリームの相性は抜群である。

10月25日(水)
・日本酒
・ごはん
・あさりの味噌汁
・あじとアスパラガスの和え物
・ひじきと大豆の煮物
・いろいろきのこのガーリックソテー

研究所で、ランチともだちの研究者(一児の母)から、今晩のおかずは天津飯にトライすると聞いた。そんな失敗の可能性が高いものに挑戦するなんて、すごい。だんなさん(料理上手)から、恐れて作らないより、作ることでだんだんうまくなっていくほうがいいと言われたそうだ。心から尊敬する。これからも夕食で何を作るかおしえてね。

そういえば私は最初から失敗を避けて、天津飯はおろかオムレツなどベーシックな卵料理は最初から作らないなあ。つい目先の変わったものを追いかけがちだ。本をみながら作ったあじとアスパラガスの和え物も、ゆういちろうには不評。作った本人である私も、それほど好きではなかった。
10月26日(木)

・日本酒
・ごはん
・たまねぎとかぼちゃの味噌汁
・鯖の味噌煮
・きんぴらごぼう
・きゅうりの酢の物
・温奴
・昨日の残りのひじきと大豆の煮物

木曜自宅研修の身の夫が作ってくれた。みてください、この品数。とにかく和食を欲していたそうだ。

明日はもう金曜だ。今週は風のように過ぎていった。考えないといけないこと、手を動かさないといけないこと、たくさんあるのだが、どれもさらっと通りすぎた感あり。身になってないというか、霞を食って生きているような。データ整理作業にどっぷりつかりたいのに、発表のためのパワポ作りやポスター作りで忙しかった。これらはきれいに見せることに主眼がある。作業としては苦手な部類に入る。かといって多少醜くてもいいわと開き直ることもできず、きれいに見せたいという色気だけは満々だから始末に負えない。
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10月27日(金)
・日本酒
・ごはん
・ねぎとしいたけとプチトマトの中華スープ
・麻婆豆腐
・さんまの刺身
・マッシュルームとベビーリーフのサラダ

またもや夫婦喧嘩、のち、少し晴れてご飯。ここのとこパターン化している。変えないと。

10月28日(土)
・日本酒
・ちゃんこ鍋

日中は、奈良県立美術館の「応挙と芦雪展」(よかった!)と、興福寺の期間限定の国宝展を見に行った。阿修羅像に見惚れた。教科書にもよく出てくるあの少年の像だ。家族の顔を分類すると、息子は阿修羅顔、夫は如来顔、私は仏を守る怒りの増長天顔(もしくはそれに踏まれる邪鬼顔)となるように思う。

その後、美容院に行く。夕食は夫が作ってくれた。
10月29日(日)

・卵雑炊
・スモークサーモン、黒胡椒ケイパー風味
・漬け物

昨日の鍋の残りのスープを利用して、ささっと作って食べて、7時前にはテレビの前に座った。女子フィギュアスケートのフリーの演技を見るためだ。真央ちゃん惜しい〜、ミキティすごい!!と存分に楽しんだ。

夫は朝から趣味のラジコンヘリへ。ゆういちろうと私は、ゆっくり起きて、昼の12時から夕方6時までずっと外をぶらぶらして遊んだ。公園にいったり、食事にいったり、電車に乗ったりと。またしばらく1ヶ月以上家を不在にする分、濃密な時間を作りたかった。

最近ゆういちろうは数字や文字にやたら関心を持っている。おんぶして、390数えろと地獄の特訓のようなことを言われたときは、驚いた。歩道の入り口に刺さっているポールを見て「1」と叫んだり、シンプルなポールとアーチ型ポールの並びには「10」と叫ぶなど、周りには意味深なものがたくさん埋め込まれているようだ。目にする看板にもいちいち立ち止まって何を書いてあるか読むようにせがむので、なかなか前に進まない。「近鉄、高の原駅」がそんなにおもしろいか。4歳児はこんなに世の中をおもしろくできるんだ。
2日分まとめて更新

10月30日(月)
・ごはん
・しじみの味噌汁
・かつおのごまみそ焼き
・豆腐のピリ辛みそ煮
・かぼちゃ、ピーマン、オクラの煮もの

オレンジページから出ている『和食のシンプルレシピ』を見ながら夫が作ってくれた。ゆういちろうもばくばくと。我が家の男性陣は根っからの和食党だ。

食後、ゆういちろうは童謡のCDを持ってきてリクエスト。ところがケースを開けると、なぜか井上陽水のゴールデン・ベスト。ごめん、ごめん、そうだった私が悪かった。でも、ゴールデン・バッドじゃなくて、まだよかったね。で、結局、童謡を聴くのもかったるくなり、大好きな「ペリカン」を熱唱するなど大人の時間を過ごしました。

10月31日(火)
・日本酒
・ごはん
・たまねぎの味噌汁
・鶏の酢照り焼き
・里芋の煮っ転がし
・ほうれん草の白和え
・じゃこと大根おろし
・白菜の漬け物

今朝仕事では、去年の12月に買った2台のノートパソコンのバッテリーが、2台とも火を噴くタイプであることが分かり(ソニーのリチウムイオンの不良品)、幸先の悪いスタートをきったが、夕方から急に盛り返した。明日にはきっとブツとして仕上がるだろう。最近鬱屈に鬱屈していた気分が嘘のように晴れた。鬱屈の後にくる多幸感があるからこそ、この仕事はやめられないのだな。金曜から長期出張に出かけるし、案件も他にいくつかまだ残っているし、でも結局はひとつずつ解決していくしかないのだ。

今日も夕食は夫が作ってくれた。自分でも現金だと思うが、今晩は素直に感謝の気持ちが伝えられる。